こんにちは!「マイスタ機材室」です。
今回は、私が自宅での楽曲制作や練習で実際に構築している「宅録環境(システムルーティング)」を公開します!
こだわりのコンパクトエフェクターやプリアンプ、真空管アンプを、オーディオインターフェイスへどのように繋いで音を録っているのか。実際の接続順(ルーティング)に沿って、それぞれの機材の役割と合わせてご紹介します。
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全体のシステムルーティング(接続順)
私のシステムは、ギターの「入り口」から、PCの「出口」まで以下のような流れで繋がっています。
【楽器】 ➡️ 【足元(エフェクター・スイッチャー)】 ➡️ 【アンプ 】 ➡️ 【ロードボックス】 ➡️ 【オーディオインターフェイス】 ➡️ 【PC(DAW)】
それでは、各セクションの詳細と愛用機材を見ていきましょう。
足元のエフェクター群
まず、楽器からの信号は愛用のエフェクターボードへ入ります。私はここでおおよその音色を完成させています。以下の流れで組まれていますが、知っている人は下記を見ると誰のボードを再現させているか分かると思います。
信号のクオリティを決定づける「最前段セクション」
ギターから最初に入るのは、信号の劣化を防ぎ、音にアナログの艶を与えるバッファーとセレクターのセクションです。
- 1. VHT VALVULATOR I 👉 機材レビューはこちら
- ボードの最前段。ここでギターのハイインピーダンス信号をノイズに強いローインピーダンスに変換します。真空管内蔵ならではの、音が太く元気になる極上のバッファーです。
- Out 1: 次のP-3TBへ
- Out 2: 今後のアンプ2台同時接続などの拡張用として現在は未接続(Lehle Sunday Driver SW II を接続して Amp へ)
- ボードの最前段。ここでギターのハイインピーダンス信号をノイズに強いローインピーダンスに変換します。真空管内蔵ならではの、音が太く元気になる極上のバッファーです。
- 2. Providence P-3TB(A/Bボックス)
- シグナルジャンクションとして機能。
- Send/Return もう一味追加したい時の追加機材用として空けてあり、ここからBOSS DD-20へと信号が続きます。
空間系からドライブへ繋ぐ「メイン加工セクション」
ここから、音色をダイナミックに変化させるエフェクター群へと入ります。
- 3. BOSS DD-20 👉 機材レビューはこちら
- 液晶ディスプレイで正確なBPM管理ができるツインペダル・ディレイ。後段の歪みの前に置くことで、シューゲイザー的な深い残響効果も狙えます。
- 4. Hughes & Kettner Tube Factor 👉 機材レビューはこちら
- 本物の真空管(12AX7)が生み出す、メインの歪み・ブースター。
スイッチャーによる「一括集中管理セクション」
ここから、プログラマブル・スイッチャーによって4つの個性がコントロールされます。
- 5. Providence PEC-04 👉 機材レビューはこちら
- 以下の4つのエフェクターをループに配置し、踏み間違いや音痩せを防ぎます。
- Loop 1:Electro-Harmonix POG 2 👉 機材レビューはこちら
- Loop 2:BOSS DD-3
- Loop 3:Strymon blueSky v1 👉 機材レビューはこちら
- Loop 4:EBS DynaVerb
ループ、爆音歪み、そして最終出力へ
スイッチャーを出た信号は、最終的なフレーズの構築と、飛び道具的なファズ、そしてラインセレクターへと向かいます。
- 6. BOSS RC-30
- 2トラックのフレーズを重ねて、自宅でのアイデア出しやバッキングの練習に重宝するルーパーです。そのため、信号は通るものの宅録では使っていません。
- 7. Electro-Harmonix Big Muff Civil War
- ロシア製マフの中でも特に中音域が太くマイルドと言われるレア名機。ここぞという時の圧倒的な壁サウンドを作ります。
- 8. CUSTOM AUDIO JAPAN Multiple Line Selector Box
- エフェクターボードの最終出口。ここでは A/B に設定し、方系をアンプへの出力、もう一方には何も接続しない事で Mute Box として利用しています。
真空管アンプからロードボックス、そしてインターフェイスへ
ボードで磨き上げられたギターの信号は、いよいよ本物の真空管アンプへと送られ、極上のトーンへと昇華されたのち、デジタルへと変換されます。
- Orange AD140 HTC 👉 機材レビューはこちら
- 私の宅録システムの核となる、現在では希少なOrangeの2チャンネル・モンスターアンプです。クラスA回路がもたらす圧倒的なレスポンスと、太く獰猛でありながら音楽的なブリティッシュ・サウンドが特徴。このアンプを自宅で「フルアップ」させるために、次のロードボックスが必須になります。
- Two Notes Torpedo Captor X (16Ω) 👉 機材レビューはこちら
- AD140 HTCの強力な140Wパワーを安全に吸収し、夜間でも完全無音で高音質なリアルキャビネットの響き(IR)をライン出力してくれる最強のロードボックスです。
- UNIVERSAL AUDIO APOLLO TWIN MKII SOLO 👉 機材レビューはこちら
- 宅録環境の最高峰の入り口。OrangeアンプとTwo Notesによって完成された極上のトーンを、圧倒的な解像度でPC(DAW)へとデジタル録音します。
まとめ:こだわりのアナログとデジタルの融合
私の宅録環境は、大好きなボードを最大限活用しつつ、最終的な空気感を優秀なデジタル技術(Two NotesやUAD)で補完する」という形に落ち着きました。
これだけ細かくルーティングを組むことで、ノイズを最小限に抑えつつ、いつでもスタジオクオリティの音が自宅で出せるようになっています。各機材のセッティングなども今後の記事で深く掘り下げていければと考えています!
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