こんにちは!「マイスタ機材室」です。
今回は、エレキベース用のプリアンプ・D.I.として世界中のプロ・アマに愛用されている大定番ペダル、Tech21の「SansAmp Bass Driver DI」をご紹介します。
「ベースの音がバンドに埋もれてしまう」「手軽にゴリッとしたロックな太い音が欲しい」と考えたとき、真っ先に頭に浮かぶのがこのサンズアンプではないでしょうか。私もベースを始めて最初に買ったエフェクターがこれでした。実際に長年ライブや宅録で使い込んできた視点からその魅力をレビューします。
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
SansAmp Bass Driver DI とは?
ベースのライン信号をアンプで鳴らしたような太いサウンドに変化させるチューブアンプ・エミュレーターです。
現行の「V2」になってから、ライブハウスやスタジオのミキサーに直接音を送る「D.I.機能」はそのままに、現代の多弦ベースにも対応できるスイッチが追加され、さらに使い勝手が向上しているようです。
実際に使ってわかった3つのメリット
- 1. つまみを回すだけで「あのサンズの音」が手に入る
- 「BLEND」と「DRIVE」を上げていくことで、ベースラインがパキッと引き締まり、歪みの効いた存在感のあるロックサウンドが一瞬で作れます。スラップを弾いたときのドンシャリ感とアタックの心地よさは、一度味わうと病みつきになります。
- 2. Overdirve / Distortion などの歪みエフェクターとの相性が優秀すぎる
- 前段に Boss Bass OverDrive ODB-3 などの歪みと組み合わせるとゴリゴリの骨太ロックサウンドが出来上がります。この場合、SansAmp 側では強く弾いても歪まない程度に Drive を控えておき、ODB-3 を踏んだ時に歪み量をプッシュすると単調になりがちなベースの音も楽曲内で彩りを添えることができます。
- 3. どこに my-studio-gear を持っていっても「自分の音」が出せる
- ライブハウスのアンプがどんな種類であっても、このサンズアンプを常時ONにしてD.I.アウトから音を送れば、常に安定したお気に入りのサウンドを外のスピーカー(PA)から出すことができます。私も一度ライブハウスで PA の方が足元に見つけて「ここから D.I.アウトするから」と使われた経験があります。
価格を確認する
リンク
ちょっと気になるポイント
- 個性が強いため、ベース本来のナチュラルな音を残したい人には強すぎることも
- 良くも悪くも「サンズの音」に変貌するため、ベースや楽器本来のウッディでピュアな生音をそのまま活かしたいジャンル(ジャズやアコースティックなど)では、主張が強すぎると感じることがあります。その場合は「BLEND」つまみを下げて原音を混ぜる工夫が必要です。
まとめ:どんな人におすすめ?
SansAmp Bass Driver DI V2は、以下のようなベーシストに間違いなくおすすめです。
- バンドアンサンブルの中でベースの存在感をガツンと出したい方
- 派手で抜けの良いスラップサウンドや、ドライブ感のあるロックを演奏する方
- ライブや宅録で、環境に左右されないマイサウンドの軸を作りたい方
機材選びに迷ったら「まずはこれを選んでおけば間違いない」と言い切れる、10年後もベース界のトップを走り続けるであろう絶対的マスターピースです。
私も振り返ると 25 年使い続けています。途中 MXR Microamp や Darkglass Electronics Vintage Ultra にしていた時期もありますが、結局この音に落ち着いています。
価格を確認する
リンク
あわせて読みたい

【実機レビュー】Darkglass Vintage Ultra V2
こんにちは!「マイスタ機材室」です。今回は、モダン・ベースアンプ&エフェクターの頂点に君臨するブランド、Darkglass Electronics(ダークグラス・エレクトロニクス)の多機能プリアンプ「Vintage Ultra V2」をレビ…

【実機レビュー】APOLLO TWIN MKII SOLO
こんにちは!「マイスタ機材室」です。今回は、世界中のプロスタジオで導入されている「Apollo」シリーズの血統を受け継ぐ、最高峰のデスクトップ・オーディオインターフェイス「UNIVERSAL AUDIO / APOLLO TWIN MKII…

【比較レビュー】SansAmp Bass Driver DI(初期型) vs Darkglass Vintage Ultra V2|結局どちらを選ぶべきか
こんにちは!「マイスタ機材室」です。ベーシストにとって、自分のサウンドの「核」を決めるベースプリアンプ選びは、最も熱が入り、最も迷うポイントですよね。今回は、ベースプリアンプ界の絶対的レジェンドである SansAmp Bass Driver…

【実機レビュー】Universal Audio UAFX MAX Preamp & Dual Compressor
こんにちは!「マイスタ機材室」です。「ギターやベースの録音で、プラグインのコンプではどうしてもダイナミクスや空気感が物足りない……」「往年のスタジオ名機(Teletronix LA-2Aや1176など)のアナログな質感と太さを、そのままペダ…

【実機レビュー】K&R Groove Comp
こんにちは!「マイスタ機材室」です。「コンプレッサーをかけると音の立ち上がり(アタック)が潰れてペタッとしてしまう」「サステインは欲しいけれど、ギターやベース本来のトーンやダイナミクスを絶対に壊したくない」と悩んだことはありませんか?そんな…

【比較レビュー】UA MAX vs Cali76 Compact Deluxe|結局どちらを選ぶべきか
こんにちは!「マイスタ機材室」です。ペダルボードの音質を決定づけるコンプレッサーペダル。「多機能かつスタジオ名機を網羅した最高峰デジタルペダル Universal Audio UAFX MAX を選ぶべきか?」それとも「1176系の完璧なア…


コメント