こんにちは!「マイスタ機材室」です。
ギタリスト・ベーシストにとって、空間の広がりや楽曲のドラマ性を演出する「ディレイ」は妥協できないエフェクターの一つですよね。
数あるディレイ・ペダルの中で、発売以来トッププロの足元に鎮座し続け、スタジオワークでも圧倒的な存在感を放ち続けているのが、今回ご紹介する Strymon TIMELINE(タイムライン) です。
「これさえあれば、もう他のディレイはいらない」とまで言わしめる、このペダルの異次元のクオリティを徹底レビューします。
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Strymon TIMELINE とは?
Strymon TIMELINEは、12種類の独創的なディレイ・マシーン(エフェクト・タイプ)を内蔵した、プログラマブル・ディレイ・ペダルです。
単に原音を遅らせるだけでなく、スタジオクオリティの超高音質プロセッサーにより、アナログの温かみから、シンセサイザーのような幻想的な響きまで、ありとあらゆる「残響」をこれ一台で作り出すことができます。
実際に使ってわかった3つのメリット
- 1. 脳内の理想をすべて形にする「12種類のエフェクト・モード」
- 王道のデジタルやクリアなテープエコー(dTape)、温かみのあるアナログ(dBucket)の再現度はもちろん、TIMELINEの真骨頂は革新的なモダン・モードにあります。 音がクリスタルのように弾ける「Ice」、フィルターがドラマチックに変化する「Filter」、ピッチが美しく追従する「Swell」など、弾いているだけで新しい楽曲のアイデアが湧き出てくるような芸術的なサウンドが満載です。
- 2. DTM・ライン録音でも音が絶対に痩せない「圧倒的な高音質」
- 一般的なデジタルディレイを宅録のライン環境で使うと、エフェクト音が安っぽく浮いてしまったり、原音の芯が細くなったりすることがあります。 しかしTIMELINEは、高級スタジオ機材に匹敵する超低ノイズ・ハイファイ設計。どれだけ深くディレイをかけてもギター本来の太さとピッキングニュアンスが100%維持され、DAWのミックスの中でも綺麗に抜けてくれます。
- 3. MIDI対応と200個のプリセットによる圧倒的な管理能力
- お気に入りの音色を最大200個まで保存可能。さらにMIDIの送受信に対応しているため、前々回ご紹介した「Providence PEC-04」などのスイッチャーや外部MIDIコントローラーと繋げば、曲のテンポ(BPM)や音色を足元で一瞬で一括切り替えできます。ライブはもちろん、タイムコードを合わせたい宅録環境でも最強の武器になります。
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ちょっと気になるポイント
- 「とりあえずディレイが欲しい」という人には多機能すぎる
- つまみの役割がモードごとに細かく変わるため、直感的にパッと音を作るには少し慣れが必要です。ただ、液晶ディスプレイが見やすく、操作の階層も浅いため、じっくり音を作り込む楽しさに目覚めればこれ以上の相棒はありません。私もいくつかのパターンを作り込んでいたら冗談抜きで1時間以上経っていました。
まとめ:どんな人におすすめ?
Strymon TIMELINEは、単なるエフェクターの枠を超えた「空間の芸術品」です。以下のような人におすすめです。
- 音質に一切の妥協をしたくない宅録ギタリスト・ベーシスト
- シューゲイザー、ポストロック、アンビエントなど空間描写が鍵になるジャンルを演奏する方
- MIDIを使った高度なエフェクターボード・システムを構築したい方
決して安いペダルではありませんが、手に入れた瞬間からあなたの楽曲のクオリティ、そして演奏のインスピレーションを何倍にも引き上げてくれます。ディレイ選びでもう迷いたくない、一生物の残響を手に入れたい方は、ぜひその圧倒的なサウンドを体感してみてください。
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