【実機レビュー】BOSS CS-2 Compression Sustainer

Compressor

こんにちは!「マイスタ機材室」です。

「現代の高音質なコンプも良いけれど、もっとギターらしく温かみのあるアタック感が欲しい」「カッティングやアルペジオを弾いた時に、昔の名盤で聴けるような心地よい『パコパコ感』を出したい」とお悩みではありませんか?

そんなギタリストにぜひ一度試していただきたいのが、今回ご紹介する BOSS CS-2 Compression Sustainer です。

1981年から1986年まで生産されたヴィンテージペダルでありながら、今なお国内外のトッププロに愛され続ける「音楽的なコンプレッサー」の真価を徹底レビューします。

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BOSS CS-2 とは?

BOSS CS-2は、初代コンプ(CS-1)から回路を一新し、VCA(電圧制御増幅器)方式を採用して誕生したコンパクト・コンプレッサーです。

最大の特徴は、前モデルにはなかった「ATTACK」ノブが追加されたことです。これにより、ピッキング時のアタック感を残しつつ、音の伸び(サステイン)だけをコントロールできるようになり、実用性が飛躍的に向上しました。


実際に使ってわかった3つのメリット

  • 1. VCA回路による「温かく音楽的なパコパコ感」
    • 原音を太く持ち上げつつ、ヴィンテージコンプ特有の温かいアタック感を付与してくれます。 現代のスタジオライクで透明なコンプでは出せない、カッティングやアルペジオでの「音楽的な心地よい潰れ方」が最大の魅力です
  • 2. ピッキングニュアンスを残せる「ATTACKノブの絶妙な効き」
    • ATTACKノブを右に回すことで、ピッキング直後の鋭い立ち上がりを潰さずにそのまま通過させることができます。 ギター本来のニュアンスやピッキングの強弱を犠牲にしないため、表現力を残したままサステインだけを自然に伸ばすことができます
  • 3. クリーンソロを際立たせる「艶やかなサステイン」
    • 歪みペダルと組み合わせたり、クリーントーンでのリードプレイ時に踏むことで、音が途切れることなく滑らかに伸び続けます。 単なる音量の粒を揃える補正用途を超え、ギターの音色に艶と太さを与える「音作り用エフェクター」として一級品の性能を誇ります

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ちょっと気になるポイント

  • 現代のコンプと比べるとノイズが多く、ACA電源仕様の注意が必要
    • CS-2は1980年代のヴィンテージペダルであるため、Cali76UA MAXのような現代の超ローノイズなコンプレッサーと比較すると、SUSTAINを上げた際のヒスノイズ(サーッという音)は多めです。 また、当時のBOSS製品特有の「ACA電源仕様」であるため、現代の一般的な9Vアダプターを単独で繋ぐと給電不足になる点には工夫が必要です。
      現代的なコンプレッサーと比較してみたい場合は、K&R Groove Comp も参考になります。

まとめ:どんな人におすすめ?

BOSS CS-2 Compression Sustainerは、単なる古いエフェクターではなく、この機種にしか出せない絶対的なトーンを持った名機です。音の粒を綺麗に揃えるなら現代の高音質コンプに軍配が上がりますが、ギターの音に「温かいキャラクターと音楽的な艶」を足したい場面では、CS-2の右に出るものはありません。以下のような人におすすめです。

  • 現代のハイファイで透明なコンプではなく、「味のあるヴィンテージコンプの音」を求めている方
  • カッティングやアルペジオで、心地よいアタック感(パコパコ感)を前面に出したい方
  • 名盤で聴けるような、太く滑らかに伸びる極上のクリーン・サステインを手に入れたい方

コンプレッサー選びで「透明感よりも味」を重視するなら、ぜひ中古市場で探してでも手に入れたい逸品です。


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