【実機レビュー】Chase Bliss Preamp MKII

Distortion

こんにちは!「マイスタ機材室」です。

「曲ごとに完璧なオーバードライブ/ファズのトーンをプリセットして一瞬で呼び出したい」「アナログの温かみとデジタルの圧倒的な利便性を高次元で両立したペダルはないか……」

そんなギタリストのロマンと理想を完璧な形で具現化したモンスターペダルが存在します。それが、Benson Ampsとのコラボレーションにより誕生した Chase Bliss Audio Preamp MKII です。

電源を入れた瞬間にフェーダーが自動で動く圧巻のルックスだけでなく、サウンドの質・音作りの自由度ともに最高峰を誇る本機の真価を徹底レビューします。

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Chase Bliss Preamp MKII とは?

Chase Bliss Preamp MKIIは、ポートランドの精鋭ブランド「Chase Bliss Audio」と、真空管アンプの名門「Benson Amps」がタッグを組んで開発した、プリセット機能付きアナログ・プリアンプペダルです。

Benson Ampsのフラッグシップアンプ「Chimera」の回路をベースにした極上のオールアナログ・プリアンプ回路に、30のプリセット保存機能とデジタルコントロール機能を融合。最大の特徴は、プリセットを切り替えるたびに6つのモータライズド・フェーダー(自動で動くフェーダー)がスルスルと設定位置まで駆動する点にあります。

実際に使ってわかった3つのメリット

  • 1. アナログの太さと温かみを極限まで突き詰めた「Bensonトーン」
    • デジタル制御でありながら、シグナルパスは100%アナログ回路です。 ピッキングのレスポンスやダイナミクス、ピュアな真空管アンプ特有のジューシーな倍音感はまさに極上の一言。透き通るようなクリーンブーストから、ピッキングで表情が変わるクランチ、そして壁のようにぶ厚いファズサウンドまで、どのノブ位置にしても「使える極上トーン」が出力されます。
  • 2. 多彩なEQ・クリッピング切り替えが生み出す「無限の音作り」
    • Parametric EQ(周波数可変のパラメトリックEQ)と、以下の多彩なコントロールを搭載しています。
      • Diode選択Sil (シリコン) / Asym (非対称) / LED から選択可能。ダイナミクスや歪みの質感を激変させられます。
      • Fuzz位置ファズ回路をプリアンプの前段(Open)か後段(Gated)に配置可能。 これにより、上品なブティック・オーバードライブから、凶暴でゲートの効いたヴィンテージファズまで、これ1台で歪みセクションの全てを網羅できます。
  • 3. 一瞬で好みの音を呼び出せる「30のプリセット&オートフェーダー」
    • どんなに複雑で緻密に作り込んだ音色も、足元のフットスイッチひとつで一瞬にして再現できます。 プリセットを呼び出すとフェーダーが物理的にスルスルと動くため、「今どのパラメーターがどんな数値になっているか」が視覚的に一目瞭然。ライブ中の音色切り替えはもちろん、スタジオ作業やDTMでの再現性が極めて高いのも大きな強みです。
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ちょっと気になるポイント

  • 導入コストが非常に高く、持ち運びには少し勇気が要る
    • ハイエンドな精工パーツとモータライズド・フェーダーを贅沢に搭載しているため、ペダル1台としては非常に高価な部類に入ります。また、精密機器としての側面も強いため、野外ライブやハードな現場へ持ち運ぶ際は頑丈なボードやケースで保護するなどのケアが必要です。フェーダー部分だけを覆うオプションパーツも存在します。

まとめ:どんな人におすすめ?

Chase Bliss Preamp MKIIは、単なる歪みペダルの枠を遥かに超えた「ペダルボードの核(中心)」となり得る圧倒的な存在感を放っています。以下のような人におすすめです。

  • 歪みペダルやプリアンプ探しの旅を終わらせ、究極の1台を手に入れたい方
  • 1台のペダルで、極上クリーンからハイゲイン・ファズまで縦横無尽に切り替えて使いたい方
  • DTMやライブで、緻密に作り込んだトーンを一発で正確に呼び出したいプロ志向の方

Benson Amps譲りの生々しいアナログサウンドと、Chase Blissならではの先進的なコントロール機能。この2つが高次元で融合した本機は、あなたのギターサウンドを別次元へと引き上げてくれる至高のパートナーとなるはずです。

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